JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク

講演会シリーズ『アートか、サイエンスか』

2019.04.26-2019.05.10
ACADEMIA

会場 インターメディアテク2F「ACADEMIA(レクチャーシアター)」

参加費 無料(事前予約不要)

定員 各回48名 *席に限りがありますので予めご了承ください。
主催 東京大学総合研究博物館
共催 金沢大学資料館+石川県立自然史資料館
協力 合同会社AMANE+学術資源リポジトリ協議会+東京大学駒場博物館
協賛 株式会社島津製作所+伯東株式会社


 特別展示『アートか、サイエンスか――知られざる四高遺産から』の関連イベントとして、講演会を開催いたします。その第1回の講師は、科学技術史研究者であり、東京大学科学史科学哲学研究室所属の特任教授(2019年1月-6月)のスヴァンテ・リンドクヴィスト氏です。リンドクヴィスト氏はノーベル物理学賞・化学賞と、ノーベル記念経済学賞の授賞団体である、スウェーデン王立科学アカデミーの会長を務めました。ストックホルムのノーベル博物館の創設者・初代館長でもあります。
 第2回の講師は、本展示にご協力いただいた、科学史(物理学史)研究者の永平幸雄氏です。永平氏は元大阪経済法科大学教授で、金沢大学資料館客員研究員であり、日本物理学会物理学史資料委員会の委員でもあります。2001年に京都大学学術出版会より『近代日本と物理実験機器―京都大学所蔵 明治・大正期物理実験機器』を出版されました。


4月26日(金) 17:00-18:30
『もしもノーベル芸術賞があったら』
講師:スヴァンテ・リンドクヴィスト(東京大学大学院総合文化研究科特任教授)
使用言語:英語(通訳付き)
内容:ノーベル賞には、文学賞はあるものの、芸術や音楽、あるいはその他の文化活動に対する賞はありません。それはなぜなのか、また、もしノーベル芸術賞があったとすればどのようなことが起こっていたかを考えてみます。

5月10日(金) 17:00-18:30
『日本近代化史料としての旧制四高由来の物理実験機器』
講師:永平幸雄(金沢大学資料館客員研究員、日本物理学会物理学史資料委員会委員)
使用言語:日本語
内容:旧制四高由来の物理実験機器数は約900点で日本最大規模を誇ります。これら実験機器が明治以降の近代科学移入の過程を示す貴重な史料であることを明らかにし、さらに実験機器からどのような史料的情報が得られるかについて考えます。

【特別展示】
『アートか、サイエンスか――知られざる四高遺産から』

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