JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク

特別展示『帝大造船学』

2016.04.22-2016.11.27
MODULE

  明治維新後の日本は、西欧の列強に伍してゆくべく、社会制度、産業技術の急速な近代化を推し進めてきた。四方を海に囲まれた国という地政学的な前件の故でもあったが、とくに造船の分野は海外から知識、技術を積極的に採り入れ、目覚ましい発展を遂げることになった。造船学が近代化の大きな推進力のひとつとなったことは、歴史的な事実の証するところでもある。近年、東京都品川区東八潮にある「船の科学館」に、初期造船資料の一部が長期寄託されていたことがわかり、今般、同館のご厚意により東京大学へ返却されることとなった。本展ではそれらの公開を通じて、近代造船学の歴史を振り返ることにしたい。

主 催:東京大学総合研究博物館
協 力:船の科学館

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