JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク

特別展示『台湾蘭花百姿 − 東京展』のご案内

2025-01-06

プレスリリース:PDFファイル[2MB]

 この度、JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」では、 特別展示『台湾蘭花百姿 − 東京展』を開催いたします。
 本特別展示では、台湾の蘭という植物をめぐる日台の学術的ストーリーをひもときます。蘭を巡っては東京大学が所蔵する日本産蘭の植物画をテーマとした『蘭花百姿』、コロンビアの蘭花植物画を考察した『カトレヤ変奏』とこれまでに二度の展示企画をインターメディアテクにて開催してきました。今回は、東京大学総合研究博物館と台湾の国立歴史博物館が2024年に締結した学術交流協定の成果の一部として、台湾ヴァージョンの「蘭の博物誌」をご覧に入れます。

●基本情報
名 称:特別展示『台湾蘭花百姿 − 東京展』
会 期:2025年2月15日(土)-6月8日(日)
時 間:11:00−18:00 (金・土は20:00まで開館)
*時聞は変更する場合があります。
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館、ただし4月28日は開館)、その他館が定める日
会 場:インターメディアテク2階 「GREY CUBE(フォーラム)」
入館料:無料
主 催:東京大学総合研究博物館+国立歴史博物館
協 力:東京大学大学院理学系研究科附属植物園、東京大学農学生命科学図書館、東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室、国立台湾大学植物標本館、国立台湾大学図書館、農業部林業試験所植物標本館、国立台湾博物館、国立台湾歴史博物館、国立台湾美術館、国立公共資訊図書館、高雄市立歴史博物館、英国キュー王立植物園
住 所: 東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 2・3階
アクセス: JR東京駅丸の内南口から徒歩約1分
東京メトロ丸ノ内線東京駅地下道より直結
千代田線二重橋前駅(4番出口)より徒歩約2分


●主要展示物

1. アマナラン Bletilla formosana (Hayata) Schltr.
田代安定/1896(明治29)年9月/おし葉標本/台東抜仔庄高山蕃社(現在の花蓮)近傍にて採集/縦425、横294mm/東京大学総合研究博物館所蔵(TI00190930)

2. タイワンキバナセッコク Dendrobium aurantiacum Rchb.f. (as D. flaviflorum Hayata)
瀬川孝吉/1933(昭和8)年6月18日/おし葉標本/竹南郡チューブス社にて採集/縦450、横300mm/東京大学総合研究博物館所蔵(TI00298684)

3. タイワンバニラ Vanilla somai Hayata
早田文蔵『臺灣植物圖譜』第6巻 第14図版
1916(大正5)年/速水不染原画/台北:臺灣總督府民政部殖產局/紙に印刷/縦263、横195、厚27mm/東京大学総合研究博物館所蔵

4. キバナシュスラン Anoectochilus formosanus Hayata
『日本ラン科植物図譜』(2012)25–01原図
中島睦子/紙にインク/縦357、横254mm/東京大学総合研究博物館所蔵(TI00089002)

5. ホウサイ Cymbidium sinense (Andrews) Willd.
山田壽雄/1930年代か/紙にインク、水彩/縦342、横255mm/薄紙に文字「豊歳(臺湾産)」/東京大学総合研究博物館(TI00083582)

*1・5は前期、2・4は後期、3は通期展示公開予定。

●展示紹介ページ
https://www.intermediatheque.jp/ja/schedule/view/id/IMT0283

●お問い合わせ先
050-5541-8600(ハローダイヤル)
国外からは +81-47-316-2772

●取材申込み専用アドレス
press@intermediatheque.jp

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