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■本展覧会の特徴
「蘭花百姿(らんかひゃくし)さまざまに咲き匂う博物誌」
- 明治期から現代まで、東京大学の植物学研究の傍らで描かれてきた多種多様な蘭の植物画とその関連展示物が一堂に会する特別展示です。明治期の写生図26点の植物画をはじめ、総数100点超の展示物のほとんどが初公開となります。
- 植物画原画と合わせて、東京大学所蔵のラン科植物標本、研究論文とともに印刷物に掲載された図版を展示し、東京大学におけるこれまでのラン科植物研究の一端をわかりやすく紹介します。
- 19世紀に英仏で出版された大判の蘭図譜や、蘭の鑑賞や趣味に関わる盆器(植木鉢)、写真、絵葉書等の関連資料を展示し、自然誌から文化史まで、蘭を多角的な視点から捉える機会となります。
■基本情報
名 称:インターメディアテク博物誌シリーズ 〈 8 〉
特別展示『蘭花百姿——東京大学植物画コレクションより』
会 期:2021年6月19日−9月26日
時 間:11:00−18:00(金・土、7/22、8/8−12、9/19は20:00まで開館)*時聞は変更する場合があります
休館日:6/21、6/27、6/28、7/5、7/12、7/19、8/2(展示更新により本展示会場のみ部分閉館)、8/23、9/6−13、9/21、その他館が定める日
会 場:インターメディアテク2階「GREY CUBE(フォーラム)」
主 催:東京大学総合研究博物館
協 力:東京大学大学院理学系研究科附属植物園+クリスチャン・ポラック+遊川知久(国立科学博物館 筑波実験植物園)
協 賛:イカリ消毒株式会社
入館料:無料
住 所:東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE2・3F
アクセス:JR東京駅丸の内南口徒歩約1分、東京メトロ丸ノ内線東京駅地下道より直結、千代田線二重橋前駅(4番出口)より徒歩約2分
■主要展示物
1.
マメヅタラン(豆蔦蘭) Bulbophyllum drymoglossum Maxim. ex Okubo
1882(明治15)年6月10日か/紙に着彩、鉛筆/L345×W250mm/東京大学総合研究博物館所蔵
2.
ホウサイ(報歳) Cymbidium sinense (Andrews) Willd.
渡部鍬太郎か/1887(明治20)年2月8日/紙に着彩/L331×W237mm/東京大学総合研究博物館所蔵
3.
ラン科4種
高屋肖哲/1905(明治38)年10月30日/紙に着彩/L334×W238mm/東京大学総合研究博物館所蔵
4.
カキラン(柿蘭) Epipactis thunbergii A.Gray
山田壽雄/1914(大正3)年7月9日/紙に着彩/L232×W149mm/
東京大学総合研究博物館所蔵
5.
キバナノアツモリソウ(黄花敦盛草) Cypripedium yatabeanum Makino
中島睦子/1995(平成7)年1月12日/紙にインク/L365×W254mm/東京大学総合研究博物館所蔵
■お問い合わせ先
050-5541-8600
国外からは+81-47-316-2772 (ハローダイヤル)