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■本展覧会の特徴
- 日本画と、そこに描かれた鳥の標本を並べることで画家の視点を再現
- 鳥の色彩を描き残そうとした画家の執念
- 鳥の色彩変異に向けられた眼差し
- 画家の目と科学者の目
■展示概要
このシリーズは、日本画と、そこに描かれた鳥の標本を同時に展示し、鳥を見つめた画家の視点を提供する試みです。
画家たちは画材と技法を駆使し、鳥の色彩を表現しようとしてきました。河辺華挙の編纂した『鳥類写生図』は粉本、すなわち鳥を描くときの手本となる図鑑あるいは紙に描いた標本ですが、ここには可能なかぎり正確に色彩を再現しようとした努力がうかがえます。羽毛そのものを貼り付けることで、粉本としての使命を全うしようとした例さえあるのです。
また、本展示では「友竹斎」の手になる『禽鳥真画』を例に、野生種の色彩をどのように表現しているか、そして「フカワリ」すなわち斑変わりと表現されている変異個体をどれほど珍重したかを、合わせて紹介します。
■基本情報
名 称:特別展示『アヴェス・ヤポニカエ(5)――色彩の迷宮』
会 期:2019年8月10日から2019年10月27日
時 間:11:00 - 18:00(金・土は20:00まで開館) *時間は変更する場合があります
休館日:月曜日(月曜日祝日の場合は翌日休館)、その他館が定める日
会 場:インターメディアテク3階収蔵展示室「STUDIOLO(ストレージ)」
主 催:東京大学総合研究博物館
入館料:無料
住 所:東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE2・3F
アクセス:JR東京駅丸の内南口から徒歩約1分、東京メトロ丸ノ内線東京駅地下道より直結、千代田線二重橋前駅(4番出口)より徒歩約2分
■お問い合わせ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)