2019.04.01-2020.03.31
小・中学生の皆さまへ
アカデミック・アドベンチャーでは、IMTボランティアの大学生が「インターメディエイト」(=媒介者)として、皆さんのアドベンチャーの案内役を務めます。IMTボランティアは、東京近郊のさまざまな大学に所属し、それぞれの専門分野の勉学や研究を行いながら、JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」の活動をお手伝いしています。
私たちIMTボランティアがアドベンチャーの内容をご紹介いたします。
栢場美帆(東京大学教育学部総合教育科学科教育社会科学専修教育実践・政策学コース3年)
私のアカデミック・アドベンチャーでは、くちばしに注目しながら鳥の頭骨を見ていきます。普段はなかなか間近で見ることのできない鳥が骨の姿で並んでいるのを見るのは新鮮でしょう。しかも、ひとつのケースに多くの種類のものが展示されています。骨を観察し、比較することによって、それぞれの鳥が様々な形のくちばしをもっていることに気がつくと思います。形や大きさから何を食べていたのかを考え、その鳥が自然の中で生きていくための工夫を探っていきます。
池田航平(東京海洋大学海洋工学部海事システム工学科4年)
私のアカデミック・アドベンチャーでは、たくさんの鉱物標本が並んだ展示を見ていきます。鉱物にはたくさん種類があり、色や形も様々です。綺麗な色だなとか、面白い形だなとか感じるものもあると思います。そんな鉱物ですが、少し調べてみると同じ成分で出来ているのに、色や形が全然違う鉱物もあるのです。なぜ、同じ成分で出来ているのに色や形が違うのでしょうか。みなさんと一緒に鉱物を観察しながら考えてみたいと思います。