JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク


関岡 裕之

研究部門

インターメディアテク寄付研究部門特任准教授/博物館デザイン

モノとして存在する学術標本から学術的・歴史的・審美的価値を掘りお こし、デザインを施すことで「価値」という抽象的なものに具体的なか たちを与えることを研究課題とする。 既成の概念に挑戦すること、未知なる事象と対話することは、「実験博物館」としての大学博物館の使命である。「博物館デザイン」には多様 なアプローチが可能であり、それらの試みの成果を蓄積することは、 ミュージアム・アイデンティティの確立にも寄与する。企画研究、実験 開発、保存展示、調査実績もまた、包括的なデザイン・コンセプトによって、先駆的な戦略ポリシーにのっとって形成されねばならない。学内研究者とのコラボレーションをはじめ、展示課題としての 「アート&サイエンス」、産学連携事業としての「モバイルミュージアム」を積極的に推進し、デザインにおいて洗練された視覚的メッセージを社会に発信したいと考える。

◆略歴

2000年セキオカヒロユキデザイン設立。
1994年より(旧)東京大学総合研究資料館、 1996年より現在の総合研究博物館の 企画展示・デザインに外部スタッフとして参加。
2007年 東京大学総合研究博物館ミュージアムテクノロジー寄付研究部門 特任研究員。
2008年 同特任准教授。
2009年 インターメディアテク(IMT)寄付研究部門 特任准教授
空間デザイン、プロダクトデザイン、グラフィックデザイン。

◆主な展示施工・デザイン業績(特記のないものはすべて博物館本館)

「文明の想像力―古代アンデスの造形美術」展 1994
「東アジアの形態世界」展 1994
「動く大地とその生物」展 1995
「ネアンデタールの復活」展1995
「歴史の文字―記載・活字・活版」展 1996
「日本の植物研究をさかのぼる」展 1996
東京大学創立120周年記念事業「東京大学」展 1997 「学問のアルケオロジー」・
  「建築のアヴァンギャルド」(安田講堂)・「精神のエクスペディション」
「アジアの人類遺跡」展 1998
「博士の肖像―人はなぜ肖像を残すのか」展 1998
「BONE/骨―形と機能を支えるシステム1」展 1999
「ふしぎ隕石」展 1999
「ニュースの誕生―かわら版と新聞錦絵の情報世界」展 1999
「BONE/骨―形と機能を支えるシステム2」展 2000
「BONE/骨―形と機能を支えるシステム3」展 2001
「神岡―日本を代表する非鉄金属鉱山誌」展 2001
「和田鉱物標本」展 2001
「真贋のはざま―デュシャンから遺伝子まで」展 2001
「北の異界―オホーツクと氷民文化」展 2002
「東京大学学位記―ようこそ学問のフロンティアへ」展 2002
「クランツ標本」展 2002
「貝の博物詩」展 2002
「ボタニカルアート」展(日光分園) 2002
「小柴昌俊先生ノーベル賞受賞記念―ニュートリノ」展 2003
「東京大学学位記Ⅱ―博士研究にふれて」展 2003
「世界初公開―最古のホモ・サピエンス写真展」 2003
「国際共同展示―シーボルトの21世紀」展 2003
「学術標本の宇宙誌」展(小石川分館) 2003
「石の記憶―ヒロシマ・ナガサキ」展 2004
「プロパガンダ1904-1945―新聞紙・新聞誌・新聞史」展 2004
「Systema Naturae―標本は語る」展 2004
「メディアとしての建築―ピラネージからEXPO'70まで」展 2005
「グローバル・スーク」展(小石川分館) 2005
「関野貞アジア踏査―平等院・法隆寺から高句麗古墳壁画へ」展 2005
「ディオニュソスとペプロフォロス」展 2005
「アフリカの骨、縄文の骨―遥かラミダスを望む」展 2005
「時空のデザイン」展 2006
「越後妻有アートトリエンナーレ2006―博士の肖像」 2006
「CHAMBER of CURIOSITIES―写真家上田義彦のマニエリスム博物誌」展 2006
「遺丘と女神―メソポタミア原始農村の黎明」展 2007
「異星の踏査―アポロからはやぶさへ」展 2007
「浮遊するアヴァンギャルド」展(広東美術館) 2007
「鳥のビオソフィア―山階コレクションへの誘い」展 2008
  (2008ディスプレイデザイン大賞)
「モバイルミュージアム001-016」 2007-2008
「モバイルミュージアム018 メゾンエルメス」 2008
「UMUTアラカルト」展 2008
日仏交流150周年記念特別展示「維新とフランス―日仏学術交流の黎明」展 2009
「鉄―137 億年の宇宙誌」展 2009
常設展示「キュラトリアル・グラフィティ―学術標本の表現」2009
「火星―ウソカラデタマコト」展 2010
「ヒマラヤ・ホットスポット―東京大学ヒマラヤ植物調査50周年」2010-2011
「弥生誌―向岡記碑をめぐって」2011

モバイルミュージアム(MM)
「MM000 越後妻有アートトリエンナーレ2006「博士の肖像」」
「MM001- 赤坂・南青山001-」興和不動産株式会社 2007-
「MM010 異星の踏査@清華大学」展 中国北京・清華大学 2008
「MM012 山階鳥類研究所」 2008
「MM016 国際共同展/エチオピア、人類進化タイムライン」エチオピア国立博物館 2008
「MM018 驚異の小部屋」銀座・メゾンエルメス 2008
「MM034 維新:日本人の肖像」東京・日仏学院 2009
「MM038- 学士会館」2010-
「MM055 森のカメラ・オブスクラ」東京都庭園美術館「森の芸術」展 2011
「MM057 ANTROPOMETRIA 人体測定法―人体・形態・運動」国立台湾大学 2011
「MM058 CHAMBER of CURIOSITIES 驚異の部屋」 国立台湾芸術大学 2011

インターメディアテク(IMT)プレイヴェント <総合研究博物館小石川分館>
「Mode and Science by NAOKI TAKIZAWA」2008
「Mode and Science―fashion event“O・M・O・T・E・N・A・S・H・I”」2009
「MICROGRAPHIA―Mode and Science II by NAOKI TAKIZAWA」2009
「Mode and Science―fashion event“MOVEMENT”」2009
「TU NON MI CONOSCI(あなたは私を知らない)」演劇公演 2010
「COLLECTION /ANTROPOMETRIA/ Mode and Science by NAOKI TAKIZAWA」2010
「ファンタスマ:ケイト・ロードの標本室」2010
「Mode and Science―fashion event“MESO”」2010

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